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第3戦アメリカズGP:ゴンザレスが好バトルを展開し10位を獲得

第3戦アメリカズGP:ゴンザレスが好バトルを展開し10位を獲得

Race Data レースデータ

■大会名称:Moto2世界選手権 第3戦アメリカズGP
■開催日:2023年4月16日(日)決勝結果
■開催地:オースティン/アメリカ(5.513km)
■コースコンディション: ドライ
■気温:19度 
■路面温度:36度
■PP:C・ビエッティ(2分09秒432)
■FL:J・アルコバ(2分09秒465)

Results リザルト

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 P・アコスタ Red Bull KTM Ajoカレックス 34'42.879
2 T・アルボリーノElf Marc VDS Racing Teamカレックス 0.146
3 B・ベンスナイダーPertamina Mandalika SAG Team カレックス 5.851
4 J・アルコバ QJMOTOR Gresini Moto2カレックス 6.049
5 F・サラックQJMOTOR Gresini Moto2カレックス 7.462
6 F・アルデグエルBeta Tools SpeedUp ボスコスクーロ 7.668
7 A・ロペスBeta Tools SpeedUpBoscoscuro 7.715
8 A・カネト Pons Wegow Los40カレックス 8.078
9 C・ビエッティ Fantic Racingカレックス 11.114
10 M・ゴンザレスCorreos Prepago Yamaha VR46 Master Campカレックス 12.561
11 S・チャントラIDEMITSU Honda Team Asiaカレックス 13.607
12 A・アレナス Red Bull KTM Ajoカレックス 14.001
13 S・ローズElf Marc VDS Racing Teamカレックス 20.054
14 D・フォッジアItaltrans Racing Teamカレックス 22.990
15 小椋藍 IDEMITSU Honda Team Asiaカレックス 28.820
23 南本宗一郎Correos Prepago Yamaha VR46 Master Campカレックス 1'44.447

Rider Ranking ライダーランキング

順位 ライダー ポイント
1 T・アルボリーノ61
2 P・アコスタ54
3 A・カネト 41
4 F・サラック33
5 A・ロペス29
6 J・ディクソン26
7 M・ゴンザレス22

Team Ranking チームランキング

順位 チーム ポイント
1 Elf Marc VDS Racing Team 79
2 Red Bull KTM Ajo 73
3 Pons Wegow Los40 53
4 Gresini Racing Moto252
5 Beta Tools SpeedUp43
6Asterius GASGAS Aspar M226
7Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp 22

Report レポート

Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp TeamのM・ゴンザレスが、第3戦アメリカズGP決勝で力強い走りを見せて10位を獲得。チームメイトの南本宗一郎は体力的に厳しく難しいコースとされるCOTAで経験を重ね、23位でチェッカーを受けた。

ゴンザレスは9番グリッドから好スタートを切ったものの、オープニングラップの混乱のなかで12番手へ後退。4ラップ目にはB・ベンスナイダーにも先行を許して苦しい展開となったが、このあとは闘志あふれる走りで挽回。そして6ラップ目にはJ・ロバーツをパスし、さらにB・バルタスの転倒があり順位を上げたが、S・チャントラに抜かれて再び12番手へ。

周回が進むにつれて多くのライダーがミスをおかして遅れたが、ゴンザレスはさらに強さを増していく。そしてレース終盤になってスパートをかけると、最後の6ラップでチャントラとA・アレナスをとらえて10位を獲得した。

一方の南本は2回目の挑戦となるMoto2で完走することを目標にしていた。そして29番グリッドから好スタートを切り、オープニングラップで数台をパスしてポジションアップ。しかしその順位を守り切れずに27番手へと後退し、徐々に集団から離されて単独走行となった。ここからは自分自身のライディングに集中し、良いリズムをつかんで着実に走り切り、23位でチェッカーを受けている。

この結果、ゴンザレスは6ポイントを加算し、合計22ポイントでランキング7位をキープ。Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp Teamもチーム・ランキング7位となっている。

Comments コメント

Yamaha VR46 Master Camp Team

M・ゴンザレス選手談(10位)

「グリッド上では自信もやる気も十分だったのですが、レースは良くない展開になりました。チームのハードワークに恩返しをするため、何としてもポジションを挽回して好成績を獲得したいと思っていました。でもスタート直後からマシンのフィーリングが良くなくて、コーナーごとに手間取って、ライバルたちと戦うだけの自信が持てませんでした。自分にとってもチームにとっても非常に残念な結果です。でもこのあとはヨーロッパに戻るので、きっと良くなっていくでしょう」

南本宗一郎選手談(23位)

「長いレースでした。気持ちよく乗ることができず、自分のライディングスタイルも良くなかったので調整が必要です。Moto2マシンは私がいつも乗っているマシンよりも軽く、今日は風も強かったので、そうしたさまざまな条件にうまく対応することができませんでした。自分では、もっといい走りができると思っていたのですが…」

G・ニエト(スポーツ・ディレクター)談

「ゴンザレス選手の10位は私たちが望んでいたものではありませんが、マシンのフィーリングが良くないなかで難しい状況を乗り越えたことが今日の収穫だと思います。昨年と比べて26秒も速くレースを走り切っているので、継続的に大きく前進できているということです。

南本選手のパフォーマンスもベストではなく、かなり苦労していました。そのなかで完走を果たしており、そしてそれは私たちが願ったことではあるのですが、今日のコンディションに自分のライディングスタイルを合わせることができず、前のライダーから大きく離されてしまいました。このあとはヨーロッパ・ラウンドに向けた準備のために作業を続けます」

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